2017/12/15

親のトラウマ実体験1 – いつも離婚秒読みの家

 
2つのハートの画像

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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

こんにちは。ここから4回に分けて、私のアダルトチルドレンの実体験を書いていきますね。

親のトラウマ~私の育った家庭

わが家は夫婦不仲の家庭でした。
物心ついた頃から、月に1度ほど父がお酒を飲んでグラスを投げる。
3ヶ月に1度は、夫婦で皿を投げ合って喧嘩をする。
年に1度、母が「もう離婚する。出て行きます!」と啖呵をきる。

そして夫婦が異様に仲のよい期間もたまにあり、これがまた事態を複雑にしていました。
2人は突然ラブラブ、家族で仲良さげに旅行に行ったりもします。
そして旅行先で夫婦喧嘩し、子供たちは逃げ場のない宿泊先の一室で、重い空気に一晩耐える…。

 

こんな落差の激しい家庭環境だったので、いつも振り回されていました。
さっきまでニコニコしていたかと思えば一転、食器が飛び交い離婚騒動になることもしょっちゅうです。

子供はなすすべもなく、常に両親の顔色を窺って暮らしていました。

心に何かしら抱えた両親

なぜこんなに激しい夫婦だったのか?
今思うとやはり、両親とも心に何かしらの問題を抱えていたのだと思います。

2つのハートの画像

IQは高いけど、EQは低い父

父の口癖は、

  • 世の中バカな奴らばかりだ
  • 他人を信じるんじゃないぞ
  • 金はあるからいいんだ

他人をバカにする傾向があり、怒りっぽく気性が激しくて、お酒と金銭感覚に問題を抱えた父でした。
敵を作りやすく、でも強烈なファンに囲まれてもいました。少々アスペルガー気味でもあります。

そして母と喧嘩する理由は、部屋が汚い事。
母は専業主婦でしたが片付けは苦手でした。
家庭環境が良くない家では汚部屋も伴うケースが多い気がしますが、わが家もそんな感じです。

ものが散らかっているだけでなく、衛生面でも問題があるレベルでしたね…。
きれい好きの父には耐えられないものでした。

論理思考が通じない、感情100%の母

いっぽう母の口癖は、

  • 私をバカにするのね
  • ひどい!
  • なんでそんな事を言うの?

母は被害者意識を持ちやすく、自分の非を認めたくないタイプです。
汚部屋が大嫌いな父がブチ切れモードに入り、母が反論・応戦する形でケンカになります。

父に汚部屋を指摘されても、「あなただってお酒がひどい」「お金を浪費しすぎ」と話を変えて反論するので、けっきょく喧嘩はただの罵り合いで平行線でした。

喧嘩している二人の画像

喧嘩が始まりそうになると、子供たちは察知して違う部屋にそそくさと退散するのですが、母は喧嘩の現場に子供を引きずり戻して、
「あなたたち、パパがいかにひどいか、(今ここでパパに)言ってやって!」
子供を味方につけて、本人の目の前で悪口を言わせるようなこともありました。

 

こういった経験は子供を傷つけ、子供の現実逃避を助長します。
私は災難を逃れるためにアンテナを張って、びくびくと暮らすようになり、沈黙しがちな子供になっていきました。

本当の敵は夫婦喧嘩ではなく、母のレールと制裁

夫婦喧嘩のまきぞえは辛かったですが、さらにキツかったのは母の接し方でした。
核家族の専業主婦なので、いわゆるワンオペ育児で3人の世話。ただでさえ大変です。

加えて感情的で、夫婦仲のストレスや不安を常に抱えていた母は、

  • 手のかからない子にする
  • 母を安心させる言動をとるようにする
  • 常に母の味方になるようにする

こういった子育てに走ります。
私たちは何においても、母のレールで厳しい管理と制裁の下にありました。

レールの上を歩く人の画像

「いいから黙ってママの言うとおりにしなさい!」と言われ、そうしないと食事を抜かれる。
謝るまで罵詈雑言が続く。

ほぼゴミ屋敷の汚部屋。

夫婦喧嘩に出席させられ、父の悪口を強要される。

この環境を口外すれば、食事抜き以上の制裁をされる恐怖もありました。

家族以外の人に相談したり、外に助けを求めることも断たれていたわけです。

 

小学生くらいからずっと、この状況で育ちました。
わが家はおかしいと考えることすらできなかったと思います。
当時の私は「生きていた」とは言えない。心を「無」にして、ただ呼吸していただけ。

「私もう降りたい。誰か違う人の精神が明日から私の体に入って、私の代わりに生きてってくれないかなぁ」

子供の言葉で思ったそれは、つまり死にたかったということです。
夜寝るときに、そんなことを考えていた小学生でした。

生きづらさを抱えるアダルトチルドレンが完成

そうして形成されていった私の人物像は、

  • 相手を怒らせない事だけを考えて行動する
  • 自分の意見を持たない(持っても叶わない&絶対潰されることを知っているから)
  • おとなしくて周囲に逆らわない、表面上は「いい子」
  • 実は孤独に苦しんでいるが、平静を保つために他人に冷めた態度をとる

他人を恐れ、自分を押し殺し、孤高を装う人間に育ちました。
この「対人恐怖」に20年間、苦しむことになります。

泣いている女の子の画像

しかし長い間アダルトチルドレンだという自覚はなく、自分の問題点について

「コミュニケーション能力が極端に低い」
「発達障害なのかも」
「私ってADHDだ!」

と様々な自己認識(誤解)を繰り返していきます。

 

次回は、実家から出て独り暮らしを始めた話になります。

発達障害やADHDについても、いずれ書いていきますね。

 

関連記事:実体験その2「母子家庭からの脱出」はこちら

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