2017/12/14

【AC克服体験】Step4 – 親との関係に一区切りつける

 
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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

親のトラウマ克服Step4の今回は、親との関係を再構築するプロセスを書きます。
実際に親とのコミュニケーションを変えるので大変ではありますが、ここが整理できると一気にアダルトチルドレンの克服も進むと思います。今の親との関係を見直したい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

関連記事:親のトラウマ克服Step3 – 理想を求め行動する

アダルトチルドレンが親子関係を再構築する方法

これから、親とどんな関係でいたいと思いますか?

  • 親を更生させたいとか、どうしたら変わってもらえるかを考えるのではなく、今そのままの親とどう関わって行きたいかを考えます(親に限らず他人を変えることはできませんので)。

もう少し距離を置きたい、逆に少しは連絡を取るようにしたいなど、思う所があればこのタイミングでひと区切りつけてみましょう。

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なぜ「ひと区切り」なのか?

ひと区切りとしている理由は、関係はこれからも続き変化していく可能性があるからです。
親と絶縁していたり、相手が亡くなっていたり消息不明なら話は別ですが、そうでない多くの場合、どちらかが死ぬまで関係は続きます。
親が生きている限り、あなたの人生に所々で顔を出すわけで、存在感ゼロにはならないでしょう。

まずは今時点でのベストで良いので、あなたにとって心地よい状態に置くのが大切です。

 

【ワーク】望む関係を思うままに書き出す

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次の視点で、「理想の関係」を書き出してみましょう。

  • 今より連絡を取りたい or 距離を置きたい
  • コンタクトの種類(メール<電話<会う<一緒に住む)
  • メールや電話の頻度(月1回、誕生日、etc)
  • 会う頻度、場所、時間、同行メンバの有無

書き出したら、次のワークで実行に移します!

 

【ワーク】コミュニケーションを変えてみる

実際にコミュニケーションを変えていきましょう。ここからは試行錯誤になります。

どのケースでも大切なのは、「私は忙しいときがあるし、あなたの事を常に考えているわけではない。自分のできる範囲のことをするよ」というスタンスを親に教育することです。どう要求されようと、何度でもこの態度を繰り返します。一貫して崩さずにがんばってみてください。

理由を用意して過干渉を牽制する

親の過干渉から身を守るために、忙しくて頻繁に構えないという理由が必要になると思います。

  • 仕事

忙しい理由は「仕事」がオールマイティで良いと思います。親が無職や退職後の場合まずこれで通りますし、現役の場合でも「仕事より自分を優先しろ!」という人はまずいないでしょう。

  • 育児

「育児で忙しい」も無くはないですが、親によっては「私はそんなに苦労しなかった」と否定したり、「なら子供も見てあげるし会いに来なさいよ」と言われてしまったり(とんでもない事ですよね!)、また子供に手がかからなくなって来たら、自分にリソースを割くよう要求してくる可能性もあります。
私の場合はお互いそうそう会える距離ではないので、育児を理由に電話を切り上げることが多いですが、このあたりは状況によるので注意して使ってくださいね。

  • 体調不良

「体や心の調子が良くなくて連絡できない」という理由は(ある意味正直な理由ですが)、親が心配してかえって頻繁に連絡をよこす可能性があるのであまりお勧めしません。
心配とかこつけて、実態は干渉の場合もありますし。

 

連絡をとってみたいとき

スマホの画像

「久しぶり。元気?寒くなったので連絡してみた」

こんな感じでジャブを打ちます(ニュアンスはそれぞれです。私は敬語で送っています)。
もちろんアレンジして良いですが、もし相手の反応が読めない場合は、自分の近況はまだ伝えないほうが無難です。

反応によってとるべき対応

意外とすんなり、普通にやり取りできるケースもあるかもしれません。その場合は、ほどほどに自分の疲れない範囲で距離感をつかんでいきましょう。雲行きが怪しくなってストレスを感じてきたら我慢せずに、次の「強制終了」で締めてくださいね。

今までなんで連絡しなかったんだ!的なネガティブな反応や、親の不幸な身の上話、面倒な長文が返って来た場合には、一旦スルーで大丈夫です。

電話なら「あ、ごめん、会社から着信だ。また連絡するね」で一度切ります。相手が何かしゃべっていても強制終了。

メールならいったん既読スルー。数日後など間をあけて(上記の電話を切った後のフォローも以下でOKです)、「ごめん忙しかった。最近〇〇そうだね、おつかれさま。また連絡するね。風邪に気を付けて!」
でいったんバイバイしましょう。
そして、次に自分が連絡したくなったタイミングでまた連絡します。

これを繰り返します。

 

親の反応が軟化してきたら、通話時間やメールの応酬をちょっとずつ増やすのもいいでしょう。
中には延々と呪いを発し続ける親もいますので、いずれにせよ無理せず(嫌になったら連絡自体やめてもいいです)、自分のちょうどいい所をキープしてください。

 

距離をおきたいとき

進入禁止の画像

距離をおきたいときはとにかくスルーです。
3回に1回は電話に出ない。2回に1回は出ない。月に1回しか出ない。・・・

こんな風に頻度を増やしていきます。

親は怒ると思いますが、これも華麗にスルーします。完全に無視は後々面倒なので、都度、間を空けてメールなどで「ごめん忙しかった。最近〇〇そうだね、おつかれさま。また連絡するね。風邪に気を付けて!」的なフォローを送っておきましょう。
万が一、事故に遭ったなどの重要連絡をスルーしてしまうと大変なので「忙しくて電話はなかなか出れない。重要な内容はメールにしてね」と伝えておくとなお良いです。

繰り返し親に自分のスタンスをインプットしていきます。

親の抗議にあったらどうするか

初めは親も戸惑います。私が親と距離を取り始めた時、母に実際にこんなことを言われました。

  • 〇〇ちゃんはこんな子じゃなかったのに!
  • 冷たいひどい子になったわ。私の育て方が悪かったのね
  • 東京に出たからって、親はどうでもいいなんて態度は許しませんよ

言われて胸が痛み、私は親不孝になってしまったのかと悩むこともありました。
でもそうではなく、これも全部親のエゴです。

操り人形の画像

あなたはあなただし、子供の頃のあなたとは別人で当たり前です。
あなたの人生はあなたを中心に回るもので、親への気配りはその余裕があればやればいい。
それが普通であって、親離れしていない方が問題なわけですから。

上記の事を言われても私は口を閉ざし態度を変えませんでした。数年かけて、親が私の振る舞いに慣れていった形になります。

 

親子関係の歴史・私の場合

ちなみに、私の親子関係の歴史も紹介しておきますね。

  • 18歳
    私が上京して独り暮らし、ホームシックになり親にもよく連絡をとっていた。年3回帰省。普段はホームシックだったはずなのに、いざ帰省すると、実家にいる間胃痛がする。帰省する方がむしろ疲れると感じるようになる。
  • 26歳
    私が初めて母にキレて喧嘩別れ。この後3年間音信不通になる。母に直接悩まされることはなくなるが、自分が悪者になったかのような罪悪感や苛立ちを抱えるようになる。父とは年に2回ほど会う。
  • 29歳
    結婚を前に、再び母と連絡を取るようになる。結婚観や夫婦の在り方について訓示されて嫌な気持ちになる(あなたに言われたくないと思う)。数時間程度なら穏やかに話せるが、だんだん愚痴や攻撃的な話題になり、辛くなることが判明。長時間は一緒に居られないと理解する。
  • 現在
    3ヶ月に1回くらいでメールか電話、年に1回家族で帰省する(単独ではしたくないのでしない)。滞在中は穏やかそうに過ごせるが、帰るころには心がグッタリ疲れている。怒らせないように気を遣って言葉や話題を選んでいると感じる。

今の率直な気持ち

母のことは好きではないですが、それらを伝えても全く意味がないと分かっていて、かといって音信不通だと私が罪悪感を感じます。

なので、自分の許せる範囲でコンタクトし、何事もなかったかのように接しています。

しかし母は気を許すとグイグイ距離を詰めようとしてくる節があります(汗)。そんな時は妹や夫など理解者と話して、私の人生が侵食されないように工夫もしています。

試行錯誤の末ですが、今とてもちょうどよくて快適な毎日を送っていますよ。

花の画像

理想の状態は人によりさまざまですが、自分がもっとも心地よい状態を作るのが重要です。
親が望む方向にくみ取るのではなく、あなた自身にとって望ましいことを選んでください。(アダルトチルドレンには、これが難しかったりするので強調します。)

 

私もこれから先、もしかしたら「やっぱり母と本音でぶつかりたい」と思うかもしれないし、あるいは「もう母とは一切関りたくない」となるかもしれないです。

 

人間関係は続き、変わっていくし、先の事はだれにも分かりません。

まずは今を大切に、環境を整えていってくださいね。

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