2017/12/14

過去モードをリセットしてくれる存在をもつ

 
話し合っている様子

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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

しんどい親子関係で育った人は、親と離れてからも苦しむことが多いですよね。
離れているときは平和でも、親と電話したり会ったりすると心がざわついたりしませんか?
昔の記憶が一気によみがえって、平穏な日常から一瞬で地獄に落ちるような感覚です(伝わるかな?)

アダルトチルドレンは、親の前で気を抜くと昔の自分に戻ってしまいがちです。
なので適度に自分をリセットしてくれる存在が必要だよ、というお話です。

ラプンツェルバックの話

鳥かごの画像

せっかく外の世界を知ったのに、親といるときは過去の自分に戻ってしまう現象。
私の場合は動悸がして、親に対して必要以上に饒舌・早口になります
口が軽くなり、親のリクエストを嫌だ・避けたいと思っていても、やすやす請け負ったり約束したりしてしまいます。親の期待に答えたい、愛されたい昔の私がいます。

こんな風に、親に過去の自分へと連れ戻されることを「ラプンツェルバック」と勝手に呼びます。

※話を知らない人のために補足。
親(本当は人さらいの魔女)に騙されて幽閉されていたラプンツェルが、一度は脱走して外の世界を知るものの、親にほだされて自ら幽閉生活に戻ってしまうことを言ってます。映画を見ていない人はぜひ見てみてください。
かわいいよラプンツェル大好き。

過去の自分に戻ってしまう心理

今の方が幸せなのに、どうして自ら過去に戻るのか?
大きく3つの心理があるので、軽い物から順に紹介します。

一般的罪悪感

親に尽くしていない自分は狭量だ、イヤだと思う心理です。
良心的な自分を演じるうちに、従順な過去の自分になってしまってる状態。
最初は演技だったとしても、だんだんそれが板に付いてしまうと危険ではあります。

この気持ちだけで既に親と接している場合、実はそんなに深刻ではありません。
これって親はぶっちゃけどうでもよくて自分のために働いている心理なわけで、親にはそんなに依存していない状態だからです。

世間の一般論「親に感謝しましょう」が自分には適用されないと自分の中で持論を確立すれば、この罪悪感は薄れていきます。
持論を確立するためには、アダルトチルドレンのブログや本を読んで、同じ環境の人たち・ケースをたくさん知ると良いでしょう。

親の機嫌を損ねるのが怖い

親にとっていい子でいたいという心情です。人間は基本的に相手に失望されたくない生き物で、特に自分にとって重要な相手にその気持ちは強くなります。

アダルトチルドレンは、親に失望されることが数秒後の暮らしを致命的に左右するという経験を何度もしてきた人。この刷り込みが、大人になって自立していても親への態度に反射的に出てしまうわけです。

※今でもそうしないと実害を被るという方もいるかもしれませんが、そんな場合はさっさと絶縁するべきです。「リセットしてくれる人探し」なんてしている場合じゃなくて、まずは自分の身の回りを安全にするのが先。名誉棄損やお金の無心などがあるとしたら、悠長に構えず即シャットアウトしましょう。

話を戻すと、親にいい顔をしたいというのは普通の人でもありがちな心情です。
その「程度」が問題なわけで、アダルトチルドレンの場合は自分の暮らしに悪影響しない程度にまで、この心情をコントロールする必要があります。

仲良くなりたい。なれると信じている

なんだかんだあっても親を愛している。いわゆる情です。
過去にあんなに嫌な思いをした相手であっても、喉元を過ぎると忘れてしまう。
心を許した所にまた嫌な思いをする。
また裏切られたという傷付きや、懲りない自分が悔しくて嫌になるかもしれません。

この「心を許す」形での親への愛は、できるだけ手放したほうがいいです。
別の記事で書きますが、愛とは「愛情」が「行動」に表出したものです。
相手になんらかの影響をして初めて、愛情は愛になるわけです。
なので違う方法で親への愛を形にすれば、あなたを満たしつつあなたを守ることができます。

でも、心を許すのをやめると言われても、すぐにそうは割り切れないですよね。

泣いているクマちゃんの画像

ラプンツェルバックしてしまう3つの心理は、いずれも時間をかけて克服していくものです。
親が亡くなるまで複雑な気持ちが続くことだってあると思います。

なので、ラプンツェルバックは多少は起こるものだと想定しましょう。
起こる前提で、その都度、そうではない現実へとあなたをリセットしてくれる存在(リセッター)が必要になります。

健全に前に進むためのリセッター

あなたを現実に呼び戻してくれる存在、ラプンツェルではユージーンが該当します。
リセッターは必ずしも恋人ではなくて、「あなたの過去の世界」とは別の世界に今現在いる人をさします。どういうことかというと、

  1. 普通の家庭環境で育った人
  2. 良くない家庭環境で育ったけど、今はその環境から脱出している人

です。注意点は、今もまさに渦中にいる人はリセッターになりません。私の場合は、妹は独立して②になりますが、姉は母と同居をしているので違います。

※渦中の人とは愚痴を言いあえることはあるかもしれませんが(それにより同士だと錯覚するかもしれませんが)、蟻地獄の中にいる人は基本相手も一緒に引きずり込もうとします。その人が現状を変えようとしている人なのか、変える気はなくてただウジウジ言いたいだけの人なのかを、よく注意して見てください。

2人の手の画像

ということで、親と接して心がざわざわして来たら身近な①②の人とコンタクトしましょう
親と予定ができた時点で、あらかじめその人と約束を入れた方がいいと思います。私もそうしていました。(夫が恋人だった時、帰省から戻った直後に会えるようにしておいた。駆け込み寺みたいな感じですね。)

 

リセットって具体的にどんなことをするの?

ちなみに私はいま、妹と相互のリセッターになっています。
妹だけが帰省して毒にやられて東京に戻ってくると、会ったりLINEや電話で話をします。東京での平和な心へリセットできるように。
逆に私が母から電話でありえない事を言われると、妹に報告します。変なメールが来たら転送することもありますw

ため込んだままにすると、親に謝らなきゃいけないのかなと思ったり、自信がなくなるといった傾向を自分でも感じています。
「あなたのしたこと別におかしくないよ」「お母さんまた暴走したね(笑)」、と軽く言ってもらうだけで効果絶大です。

話し合っている様子

リセットといっても大それたことではなくて、こんな風にLINEしたりするだけでもいいんです。
ラプンツェルバックしたあなたに、「今のあなたの世界はこちら。思い出してね」と差し伸べてもらうだけ。

過去モードから無事生還したら、気を取り直してまた楽しく過ごしていきましょ。

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