2018/01/04

インターネットで「毒親の子供」が救われる時代へ

 
机に向かう人物の画像

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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

前回の記事では毒親のループについて書きましたが、それを書いた経緯を今日は書きます。
・自分のルーツを振り返って、連鎖に気付いたこと
・自分が親のトラウマを克服できたのは時代背景のおかげだと気付いたこと
今の私の活動の原点にもなっている流れです^^

今回はそのあたりについて書きますね。

自分のルーツを振り返る – わが家の女系の歴史

私が毒親ループを実感したのは、上の世代の生い立ちを知った時でした。
わが家は、祖母の代からアダルトチルドレンだったのです。

私の母は気性が激しくヒステリックですが、これは祖母にそう育てられたからでした。

  • ちなみに同じ境遇の「母の姉」(私の伯母)は温和で冷静な方です。
    遺伝的な要素もあると思いますが、「片親がまともな場合」もこういった差が出るようです。
    この話はまた書きたいので、別の記事で書きます。

で、そんな祖母は実の母を早くに亡くし、後妻の継母に育てられたそうです。
この方がとても意地悪で、辛い子供時代だったと祖母は話していました。

私は背筋が凍りました。一人の意地悪が、のちの子孫の運命を狂わすんだと

落ち込む女性の画像

親のトラウマは3代先まで祟る

私と姉妹はみんな心に傷を抱えて育ちました。
対人恐怖、躁鬱や共依存にも悩まされましたが、特に男女関係の捉え方も複雑で、全く前向きに考えられる状況ではありませんでした。
恋愛なんてろくなものじゃない。
結婚も出産もしたくない、自分の代で不幸を終わりにしたい。
そんな風に考えていたんです。

それは親を見て夫婦愛に絶望したからとういのもありますが、子孫を残すという生存欲求を激しく否定するほどの自己否定が影響しています。

子供は可愛い。でも、子供がほしいかに関しては「自分の遺伝子なんかを残したくない」と感じる。

絶対にそんなことは決して無いのに、自分をそんな風に思えないのです。
「自分なんて存在しないほうがいい」という自己否定が心の深くまで根を張り、そう感じずにはいられない。

顔も知らない義理の曽々祖母ちゃんが、人の心をここまで蝕むなんて。
親の毒は、子孫に毒を相続し続けるか、子孫を滅ぼすかの呪いだと実感します。

泣いているクマちゃんの画像

時代の恩恵を受けた幸運

母方の歴史を聞いたとき、「理由がちゃんとあったんだ」と納得しました。
祖母の継母の意地悪がなければ、祖母と母はもっと幸せに生きられたんじゃないか?
そう考えると、少し同情する部分も感じます。

インターネットが救世主だった

じゃあ、私はなぜアダルトチルドレンを克服できたのか?
それは親の時代にはなかった、インターネットがあったからに尽きます。時代の巡り合わせです。

私が大学に入った頃から、講義レポートのためパソコンを一人1台持つのが一般的になりました。
(初のPCはノート???ってくらい重厚で、よく勝手に再起動していました。懐かしい。)

私はその無骨なパソコンで、自分の生きづらさについて昼夜調べまくったのです。
レポート書けって話ですよねw
でもこれは私の人生で最重要な出来事でした。

机に向かう人物の画像

当時はアダルトチルドレンや毒親という言葉はまだありませんでした。
でも、事情は違えどいわゆる「心の悩み」を持つ人たちの存在を、掲示板(というものが昔あったんです!)でたくさん知りました。

学生の私は、自分は世の中とずれていて、孤独で、独りで戦っていると感じていました。
PCの画面上で「自分だけじゃない」「同じ悩みの人がいる」、それを知るだけで強烈に救われたんです。

世間の「幸せ」の定義が変わった

ITという技術の恩恵に加えて、人生の価値観の時代変化も追い風でした。

モノ不足で経済右肩上がりの時代では、「物欲を満たすこと」が万人共通の幸せでした。
たくさんモノを手に入れ、そのためのお金を稼ぎ、裕福になることが人生の目標。

そんな固定化された生き方のための教育では先人の経験が重要視され、「人生を間違わないために親の言う事を聞くのが当然」という暗黙の了解があったと思います。

「親に敷かれたレールの上を歩く」のが、普通とまではいかなくとも全然おかしくない/あるいは親孝行だと褒められる、そんな世の中だったのではないでしょうか。

レールの上を歩く女性の画像

だから祖母も母も、親には逆らえなかった。
世間さえも、常に親側の味方だったんだなと思います。

現代はモノが満たされ、幸せも多様化し、これまでのような「勝ちパターンはこれだ!」という人生は描けなくなっています。
個人の幸せに焦点がいき、同時に子供の人権も周知のものになり、子供の生き方を尊重する時代へと移り変わってきました。
私もこの流れを肌で感じられたおかげで、親のトラウマ・毒親ループから抜け出すことができたんだと思います。

今の時代に生まれたことを全力で活かす

私がこのブログを始めた理由は、過去にネットでたくさんの人に救われたからです。
医者でも専門家でもなく、日々を一生懸命生きようとしている人たちの生の声が、自分をなんとか生き延びさせてくれました。顔も名前も知らないけれど、彼らは私の恩人です。

もしインターネットがなかったら、私は途中で命を絶っていたか、両親のように心が不安定なまま大人になっていたと思います。

私がIT業界に就職したのも、インターネットそのものへの感謝からでした。
テクノロジーは人を救える。今でも私の原動力になっている想いです。

家庭という閉じられた環境では、行政や周囲が子供を助けるのが難しい面もあります。
でもPC・スマホが普及した今、インターネット越しでなら、何かを届けられるかもしれない

四葉のクローバーの画像

私以外にも、体験を発信したり改善の声を上げている先人の方がたくさん居ます。
私も書くことで、救えるのなら!
誰にも相談できない/クリニックに行けない、私が昔そうだったような子供/若い人たちに、少しでも役に立てばと思っています。

たくさん助けてもらったから、今度は恩返しをしたい。そんな気持ちです。

 

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