2017/12/15

毒親家庭のいろいろな形とそうする親の心理

 
雨が降っている画像

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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

ひとえに「毒親」と言っても、実態は家それぞれです。
今回は、知人の話と私の実体験をもとに、「こんな親/家庭もあるよ」ということで2パターン書きました。

「一人を集中攻撃する親」「子供に役割を付ける親」ついて、背景にある心理と一緒に紹介します。

一人の子供だけを集中攻撃する親

特定の子供にだけ辛辣な態度を取る親です。一言で言うと差別ですね。
毒親で一人っ子の場合は孤独も相当なものと思いますが、複数の兄弟がいて自分だけが虐げられるのもかなりの地獄です。

ターゲットの決め方は、単純に「(親目線で勝手に)劣っていると感じる子」「相性が合わない(気に入らない)子」を選ぶこともあります。

逆に「一番独立心の強い子」「リーダーシップのある子」選んで潰すことで、子供側の団結・反抗を抑えようとする場合もあります。姑息でたちが悪いですね。

またターゲットを絞ることで、他の家族に(片親だけが毒親の場合は特にもう片方の親に)バレないよう目論んでいる場合もあります。
ここまで来ると、その知恵をもっと違う所に使えばと思いますよね。親の在り方とか、本を読んで勉強してほしい。

親子の画像

家族の中でも孤立に追いやられる

そしてこのパターンが怖いのは、「親対一人」だけではなく「家族対一人」の構図にもなり得てしまうところです。
親が一人を悪者にして、残りの家族の団結や満足度を上げる材料にするということです。

  • 特に不満が潜在する状況で使われやすいです。貧困、病気、夫婦不仲、人間関係トラブル…。
    身分制度「えた・ひにん」のように、底辺を作ることでシステムの崩壊(家庭崩壊)を防ごうとする考えです。家庭の根本的な問題に蓋をして子供に罪を着せる、極めて悪質なやり方です。

この「えた・ひんん」に選ばれてしまった子供は四面楚歌です。
その苦しみとトラウマは、言葉に表せないほどでしょう。

泣いている女の子の画像

性差別の問題

もう一つ、特に性差による歪んだ差別もよく見られます。
私の知るケースでは、夫婦仲の冷え切った家庭で
・母親が息子に「恋人代わり」を求めて溺愛する
・母親が「自分より若い女性」である娘を敵視する
このように娘をあからさまに冷遇するケースがあります。

(ちなみに偏愛された息子も少なからず心は歪みますし、将来の親離れ/息子の恋人になる女性への態度など、目に見えない問題が多々あります)

また、男尊女卑の継承でもありますが、
・父親が「女に学歴は必要ない」と娘にだけ希望の進路を取らせない
40代より上の世代にはよくある話だったそうです。
今は大分少ないかもしれませんが、どうでしょう。

・娘だけ母の家事を手伝う(という雰囲気に家族全体がなっている)
これは今でもありがちではないでしょうか?
一見毒ではないことでも、娘が人生をクリエイトする時間を奪っているわけで、間接的には悪い影響の一つです。

鳥かごの画像

子供に、自分の都合のよい役割を与える親

先ほどの集中攻撃をさらに多様化させたパターンとでもいいましょうか。
わが家がそうでしたが、母は私達姉妹に次のように役割を振っていました。

・長女:母に尽くす侍者
・次女:母のストレス発散サンドバッグ
・三女:母の愛玩人形

母の言いなり・洗脳された長女

長女は「あなたは愚図なんだから、ママの言う事を聞いていなさい」とよく言われていました。たぶん今も変わらずです。
母に共感し、友達を作らず外の世界に出ず、母の傍で忠実に従い続けています。
いつも母の味方をするように洗脳されてしまった感じです。

よく母に反論した次女(私)

私は昔から、おかしいと思ったらストレートに言ってしまう性格でした。
そのため母からの罵詈雑言を一番浴びたのも私です。
「尻軽女」「父親に似た冷血人間」「悪魔」「人格障害者」、かなり傷付きました。
傷付いた私を見て、母は気持ちよかったんでしょうか…謎のままです。

母に大事にされた三女

母は三女には特に気を遣って接しているようでした。
三女は小さい頃からパパっ子だったので、「自分たちが別居したせいで娘を悲しませている」と感じたようです。
結果的に三女は母と対立しないでやっていましたが、母の自分に追いすがってくる感じがとても嫌だったそうです。
(そしてパパっ子の彼女は、アスペ気味の父の方からまた違う毒を受けて苦しんでしまいました)

悩んでいる女性の画像

母は、この3人への態度の分散で、うまく精神バランスを取っていたんだと思います。
長女に味方されることで、安心感と自己肯定感を。
次女を攻撃することで、優越感を。
三女を大事にすることで、「私、いい親やってる感」を。

とても自分勝手だと思うのですが、こうしないと居られないくらい弱い人間だったんだな、と同情的な気持ちにもなります。

せっかく兄弟がいても、全員一人ぼっち

このように兄弟間に差があると、やはり兄弟間で団結したり励まし合いなどは起こりにくくなります。
お互いに「三女は自分と立ち位置が違うから、言っても分からないんだろうな」とか、
「次女に味方したら、私までひどいことされそうだな」
「長女に相談したら、母に告げ口されるかもしれないな」
こんな探り合いをして、結局みんな沈黙を守っていたように思います。

私の母はそこまで計算していたようには見えませんが、こういった効果を狙って態度を変える親もいるだろうなと思います。

私が三女と「実はうちっておかしいと思う…」と打ち明け合えたのは、両方社会人になってからでした。
まだ母と暮らしている長女とは、未だにそういった話はできません。

雨が降っている画像

あなたの家はどんな家庭でしたか?
気付いた点はぜひ、あなたなりに分析してみてくださいね。

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