守りたいものがあるから生き残れたという話

 
寄り添うぬいぐるみの画像

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毒親体験/アダルトチルドレン克服/生きづらさ解消のための「心」にまつわる発信をしています。働く二児の母!

前回記事のなかで、毒親家庭の子供は「生きてここから脱出すること」が唯一の生きがいになると書きました。

そして生きがいと同時に、「でも本当に脱出できるか分からない」「何年先かも分からない」そんな不安も抱えるなかで、自分を奮い立たせていた要素がもう一つあると気付いたので、今回はそのことについて書きます。
自分を奮い立たせていたもの、それは「守りたいものがある」ということです。

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守りたいものがあるから生きられる。これもまた、毒親家庭でも戦場でも同じかなと。
戦場で生きて故郷に帰ることを夢見ながらも、日々の生存は陣営や仲間を守るという「目的」によって高められます。

「いつ終わるか分からない戦争」を肉体的にも精神的にも生き抜くために、「目の前の何かを守ることに夢中になること」が欠かせないと言えます。毒親家庭での私も、まさにその状態でした。

親密さと強がりの矛盾に気付く

このことには、友人との会話で気付きました。
私は弱音をあまり言わず、弱みを人に見せない性質です。

もとが少々負けん気の強い性格をしていることと、育った環境で「親に頼らずに自分で何でも解決する事」を余儀なくされるという、後天的な影響でそうなりました。

でもその友人にだけは結果的に、私の弱い所やダサい所もぜんぶ筒抜けだったんですよね。
私が意図して自己開示していたわけじゃなくて、その友人の前では「あえて隠す」ことをしていなかったという話です。
その友人の落ち着きと知性が、そうさせていたんだと思います。
いい意味で私を油断させてくれていたわけです。笑

そこで気付きました。
油断という意味ではもっと上の、超親密な妹に対しては、私は自分の弱いところをあえて隠し通して来たなと。

本心を隠す女性の画像

強く明るいお姉ちゃんでいたかった私

この心理こそが、先で言った「目の前の何かを守ることに夢中になること」です。
私の場合は、妹が「守りたいもの」でした。

親から離れた後も子供たちの戦場は続きました。幼少期に作られた戦場フィルターによって、世の中が怖いものにしか見えなかったからです。
生きづらくストレスフルな毎日が延々と続いていました。

ストレスに悩む女性の画像

「生きてていいことなんてあるのか?」

自分自身が疑問を持ちながらも、大切で守りたい妹に対しては、「生きることは素晴らい」と伝えずにはいられませんでした。
妹を絶望させていはいけないという使命感を、勝手ながら持っていたんですね。

私の弱い所や絶望や、死にそうな姿なんて絶対に見せられません。

今となっては強がりでしかないですが、強がりこそが結果的に自分を強くしていったように思います。

 

楽しい場所を探し、美味しいものを見つけ、
「世の中は捨てた物じゃないんだよ」
「いつか必ず幸せを感じられる時がくるよ」

そんなメッセージを、一生懸命見出そうとしていました。
生きることを肯定できる小さな一粒一粒を手にすくい取っては、妹に見せていたんですよね。
妹に効果があったかどうかは別として、そうすることで私もなんとか自分自身を励まし、生き延びてこられたのです。

親子愛の画像

自分だって絶望しそうだけど、守りたい若者にはおくびにも見せたくない。
本当の戦場でも、こんな気持ちで元気を注ぎ続けてくれる方がいるに違いないでしょう。

カラ元気のお姉ちゃんが消えるとき

戦場フィルターが徐々に外れて、積極的に楽しい事を見つけられるようになった妹。
気付けば私も、さっき言ったような強がりは薄まり、「妹に楽しい事を伝えよう!」という使命感みたいなものはなくなってきました。

カラ元気なんて必要ないくらいの生きる活力を見つけたときに、私も妹も今の形から卒業するんだろうなと思います。
そこには弱くてダサい私もいるでしょうし、そんな私を励ますために強がってくれる妹がいるかもしれません。

女の子2人の画像

いずれにせよ姉としての「カラ元気な私」ではなく、「守る者と守られる者」でもなく、ただ人と人として思い遣りあえる間柄であるでしょう。

そんな日もすぐそこな気がします。

 

もしあなたが、夢や希望が「本当に叶うのか」懐疑的になってしまったときは、一度身近な「守りたいもの」を思い浮かべてみるといいかもしれません。

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